2007年 01月 21日
続いて我々が向かったのは、「松の司」を醸す滋賀の 巨人、「松瀬酒造」さん。 写真は、松の司の巨大ボトルっ!! これを見た瞬間、「このボトル抱いて眠りたい」と言って、 みんなの失笑を買ったのは、はい、ワタシです。 一番左が一升瓶ですから、右のボトルの大きさが知れる というもの。マジで欲しい・・・。 ここでも、社長である松瀬忠幸さん自らご案内いただきました。 松瀬酒造さんでは、巨大な精米機を保有し、自家精米を行っている。60%精米で24時間、 35%まで磨くには2昼夜半もの時間を要するのだとか。精米したての米は輝きがあって、本当 にキレイ。 造りの過程で、酒母になる前のタンクから、搾る直前のタンクまでを細かく順を追って見ること ができたのは、初めて。2階から階下のタンクを見ると、日ごとにもろみが変化していく姿がよく わかる。 また、日々の温度や日本酒度の動きを記録したものも見せていただき、本当に貴重な経験を することができました。 そして、待ちに待った試飲の時間!! 同じ蔵でも、米や精米歩合で味が変わるのは当たり前 だが、造りは全て同じで、熟成させた酒の味わいはまた 格別。 あらばしりの生き生きとしたフレッシュさも捨て難いが、 やはり2005年以前の酒のふくらみが素晴らしい。 試飲しながらも、次々と料理が頭に浮かんできて困った。 特に2004年の大吟醸純米、2002年のspecialの2つを 飲まないでいるのは人生の損失と断言したい。 そして、我々は、お気に入りの酒を1本ずつ手に持ち、今宵の宴の会場へと向かうのでした・・・。 (まだ続く) ※尚、畑酒造さん、松瀬酒造さんとも通常蔵見学を受け付けておられませんので、ご注意ください。
by 1go-tokkuri
| 2007-01-21 20:09
| 近江路(2007.1/2009.10)
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