一合徳利

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2004年 11月 01日

「江戸蕎麦 ほそ川」とホリエもん

今をときめくライブドア社長、堀江氏。
その愛くるしい(!?)外見から、人は彼をホリエもんと呼ぶ。

彼とワタシは何の接点もない。
が、昨日起こった一つの事件をキッカケに、ホリエもんとワタシの距離は確実に縮まった。



昨日、ワタシは、友人Sの悪魔の誘いに乗り、昼間っから東京・両国にある「江戸蕎麦 ほそ
川」へと繰り出した。

まずはエビスの生を口にしながら、穴子の煮こごりをいただく。
口の中に放り込むと同時に、煮こごりは糸がほどけるように口の中で溶けてゆき、穴子
の身の甘さが、おろしたての山葵に引き立てられ、酒飲み中枢を激しく刺激する。

ビールではもの足りなくなり、すかさず磯自慢本醸造を注文。
続いて、穴子の天麩羅、出汁巻き卵、焼き味噌を、大七生酛純米のぬる燗と共に。

最後はせいろ。
そばもさることながら、そば湯がスゴい。このそば湯の濃さは尋常ではない。

すっかり満足して会計を済ませた我々が席を立とうとしたその瞬間、事件は起こった。



隣で穴子せいろを食べていた50過ぎとおぼしき女性がワタシにに話かけてきたのだ。

女性:「あのーどこかでお目にかかった気がするんですが?」

突然のことで、キョトンとするワタシ。彼女の顔に見覚えは全くない。
女性:「あ、っていうか、テレビでよくお見かけしますよね。ライブドアの社長さんでしょ。」

ワタシ:「はっ?」
どうやら彼女は、ワタシがホリエもんだと思っているらしい。

女性:「いやぁっ。社長さんともなると、こういうお店もいろいろご存知なのですね。」
ワタシ:「いえ、ワタシはホリエさんではありませんよ。」

ワタシの否定の言葉なぞどこ吹く風。彼女の勢いはとどまるところを知らない。
女性:「いやぁっ、そんなことおっしゃらないで。大変でしょうけど、がんばってくださいねっ。」

結局、彼女は最後までワタシをホリエもんと勘違いしたままだった。
そして、きっと近所のオバさん達に、
「今日、ライブドアの社長さんに会ったのよぉーっ!!」
みたいに自慢するのだろう。


店を出た友人Sは腹を抱えて笑っていた。
そんなSのコメント。
「ポッチャリ気味の体型と、ふてぶてしい態度が似ているかも」
「能力と財布の中身は、比較にならんが」
「そのネタ、合コンで使えるな」

by 1go-tokkuri | 2004-11-01 23:11 | ソトでのむ


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