一合徳利

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2010年 06月 14日

山形巡礼の旅 タケダワイナリー

この投稿は続きモノです。
まずは、こちらからお読みください。

     → 山形巡礼の旅 目次


あ、ちなみに、枠線囲いの内容はTwitterでのつぶやきです。

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さて、そんなこんなでかみのやま温泉駅に到着。

かみのやま温泉なう。でも温泉にいくんじゃないんです〜。 http://twitpic.com/1v627p
posted at 11:42:43




そう、向かった先は、温泉ではありません。


山形巡礼の旅 タケダワイナリー_a0017879_2191730.jpg

かみのやまが誇る”スター”ワイナリー、タケダワイナリーへ初訪問です!!
ご一緒させていただいたのは、山形市内の”ムーン”な居酒屋、つきやのご主人

そして、星、月、ときたら太陽ですが・・・河北町に輝く太陽となれるか!? 酒屋源八さん

ちなみに、つきやのご主人は最近ブログをはじめられたばかりだとか・・・みんなエキブロ仲間ですね♪




さて、そもそもコチラにお伺いしたのは、ワタシが、そしてワタシ以上に奥方がこちらのワインの大ファンだから。

去年、メーカーズディナードットコムとたこやき坊主さんのコラボレーションによるワイン会に参加し、それ以来
すっかりハマってしまいました。



まずはブドウ畑から見学させていただきます。
山形巡礼の旅 タケダワイナリー_a0017879_2192852.jpg

場所によっては、どれが葡萄の木で、どれが雑草なんだか、パッと見わかりません(笑)が、なるべく除草剤を
使わないようにされているが為のこと。社員総出で手入れをされています。

山形巡礼の旅 タケダワイナリー_a0017879_2193723.jpg

自社畑がある小高い丘の上から1枚。
南向き急勾配の斜面。
ワインの教科書に出てきそうな勾配ですね。ブドウの為にはよさそうですが、人の手で手入れをするのは本当
に大変なんだとか。

山形巡礼の旅 タケダワイナリー_a0017879_2194613.jpg

ブドウの木に、ワインになる品質のブドウが付くまでには10年程度がかかる。
同じ品種のブドウでも、いい苗木とそうでない苗木があり、今それを計画的に植え替えを進めているのだとか。
決していいとは言えない苗木でも数十年の時を経て安定的に実をつけるものと、今のままでは何も生まない
若い苗木。飲み手からは直接見えませんが、5年後、10年後に向けた大きなチャレンジの真っ最中。




山形巡礼の旅 タケダワイナリー_a0017879_2195650.jpg


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醸造絡みの場所は、この時期立ち入りは難しいとのことで見学はかないませんでしたが、施設内で唯一
人の為に冷房が入っているという部屋でティスティング~♪


とっかえひっかえ全部で5種類。なんだか申し訳ないです。。。(汗)

中でもイイと思った3種類がコチラです。

ポワレは「ラフランスが程良くきいていていいですね」と言うと、数か月前までは20%のラフランスが前面に
出過ぎてしまっていたのが、ようやく落ち着きつつあるんだとか。数か月でいろんな顔を見せるのは凄いと思い
つつ、造り手としては大変だなぁとも。

アッサンブラージュは、シャルドネとマスカットベリーAのブレンド。中でも、タケダワイナリーの最高峰、シャ
トータケダに使われる高品質なシャルドネを使っている為、右肩に「スペシャル」の文字が。その名に違わぬ
素晴らしいワインでした。もう少し酸があったら言うことなしっ!!

ベリーAに対するワタシの印象は、とってつけたような香りと薄い味わいのものが多い、というものですが、
こちらのベリーAはそれらとは一線を画します。上品な果実香とほのかだけどバランスの良い酸。噛みしめた
くなるような余韻のあるワインです。




お忙しい中、時間を割いていただいたタケダワイナリーの営業課長、荒井さんをはじめ、ワイナリーの皆さんに
は大感謝です。本当にありがとうございました。

唯一の後悔は、テイスティングルームにある、川島なお美の写真を取り損ねたこと。
ファンではないけど、ネタとして欲しかった・・・(爆)。


というワケで、是非またお邪魔させてくださ~い!!

by 1go-tokkuri | 2010-06-14 21:58 | 東北行(2007.2/2010.6)


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