一合徳利

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2007年 01月 21日

近江の国でノンダクレ 【3】

近江の国でノンダクレ 【3】_a0017879_19115628.jpg続いて我々が向かったのは、「松の司」を醸す滋賀の
巨人、「松瀬酒造」さん。

写真は、松の司の巨大ボトルっ!!

これを見た瞬間、「このボトル抱いて眠りたい」と言って、
みんなの失笑を買ったのは、はい、ワタシです。

一番左が一升瓶ですから、右のボトルの大きさが知れる
というもの。マジで欲しい・・・。


ここでも、社長である松瀬忠幸さん自らご案内いただきました。
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松瀬酒造さんでは、巨大な精米機を保有し、自家精米を行っている。60%精米で24時間、
35%まで磨くには2昼夜半もの時間を要するのだとか。精米したての米は輝きがあって、本当
にキレイ。

造りの過程で、酒母になる前のタンクから、搾る直前のタンクまでを細かく順を追って見ること
ができたのは、初めて。2階から階下のタンクを見ると、日ごとにもろみが変化していく姿がよく
わかる。

また、日々の温度や日本酒度の動きを記録したものも見せていただき、本当に貴重な経験を
することができました。



そして、待ちに待った試飲の時間!!

近江の国でノンダクレ 【3】_a0017879_19485634.jpg同じ蔵でも、米や精米歩合で味が変わるのは当たり前
だが、造りは全て同じで、熟成させた酒の味わいはまた
格別。

あらばしりの生き生きとしたフレッシュさも捨て難いが、
やはり2005年以前の酒のふくらみが素晴らしい。
試飲しながらも、次々と料理が頭に浮かんできて困った。

特に2004年の大吟醸純米、2002年のspecialの2つを
飲まないでいるのは人生の損失と断言したい。



そして、我々は、お気に入りの酒を1本ずつ手に持ち、今宵の宴の会場へと向かうのでした・・・。



(まだ続く)


※尚、畑酒造さん、松瀬酒造さんとも通常蔵見学を受け付けておられませんので、ご注意ください。

by 1go-tokkuri | 2007-01-21 20:09 | 近江路(2007.1/2009.10)


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