一合徳利

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2005年 12月 08日

ボジョレー・ヌーヴォーを使って料理した

ボジョレー・ヌーヴォーが余っていた。

そう、今年のボジョレーはなかなかだと聞き、調子に乗って2本も買ったのが間違いだった。
2本目も半分強を残して、そのままほったらかしに。

次の日の夜に再び飲んでみようとしたのだが、さわやかでフルーティーな香りが失せ、旨くも
なんともなくなってしまった。


その内料理に使おうとして、早2週間(!!)。
行きつけのスーパーをウロウロしていると「タイムサービスだよっ!!お得だよ~っ!!」の掛け
声が聞こえてくる。見ると、牛すね肉が約400g入ったパックが150円で売っているではない
か。


牛すね肉の相場は全く知らないが、400gで150円なんて肉は他に聞いたこともないので、勢
いで即購入。


フフッ、目指すは「牛すね肉の赤ワイン煮込み」。
う~ん。なんとなく「料理してます」って感じのメニューだ。

が、150円の肉と開けてから2週間もたったワイン、そして何よりもワタシの腕で旨いモンが
できるとは到底思えない。
そこで、市販のビーフシチューのルゥを買い、大失敗のリスクを回避。市販のルゥを使えば、
まずく作ろうとしても、ヘンな味にはならないだろうとの読み。



さて、野菜なんかも買い込み、いざ料理をしようとレシピを見ると「ワインと水を同量入れて煮込
む」とあるではないか。

これは困った。ワインは優に400mlはある。中途半端に余ってもらっても困るのだ。そこでワタ
シはありったけのワインを投入。その分じっくり煮つめることで対応する作戦に切り替えた。

そんなこんなでできた大作がコチラ。
(何がなんだかさっぱりワカラナイ写真だ。。。)
ボジョレー・ヌーヴォーを使って料理した_a0017879_2355368.jpg



一口すくって口の中へ。

んっ、なかなか旨いじゃないか。さすが市販のルゥの威力は違う。さて、メインの牛すね肉は
どうか・・・


おっ、スプーンを入れるとホロッと身が崩れる。
「おおっ、柔らかい!!さすがはオレ!!」


口に入れる。

が…





















「酸っぱ~いっ!!」

肉の味っていうより、ワインの味しかしません。触感はほぼカンペキなのに、ワインの味に侵さ
れているって感じ。

とはいえ、せっかく手間隙かけて作った料理。
意地になったワタシは3日間かけて、ようやく平らげました。


みなさん、料理はレシピ通りに作りましょう。。。

by 1go-tokkuri | 2005-12-08 23:08 | のまない日記


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