一合徳利

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2005年 09月 04日

浅利の観察日記

ワタシは滅多に料理をしない。それ故、料理のキホンというものがわかっていない。
子供の頃、無理矢理「おてつだい」をさせられていた為、なんとな~く作業工程のイメージはあ
るものの、具体的な作業内容を知らないことが多い。


昨日、近所のイトーヨーカドーで買い物をしていたときのこと。ワタシは無性にマトモな味噌汁を
飲みたくなった。そもそもが面倒臭がりのワタシは常に永谷園の「ゆうげ」を愛用しており、出汁
から味噌汁を作ることなんて滅多にない。

キホンがなってないワタシも、さすがに味噌汁位は作れる。
気分は手作り味噌汁モード全開に。そんなワタシが鮮魚コーナーを通りかかると、目に入った
のは特売品の「浅利」君。その瞬間「手作り味噌汁」モードは「手作り浅利の味噌汁」モードに一
気に切り替わる。

フフッ、週末厨房に立つオトコ、なんとなくカッコいいぞ。
しばし自己満足、いや自己陶酔にひたるワタシ。





家に帰ると、早速ボウルに水と塩を入れ、浅利をぶちこむ。





が、ココで問題が。





浅利君、一向に砂を吐かないのです。



あれ?浅利って放っておけば勝手に砂を吐いてくれるんじゃないの?


塩分が多すぎ?水が多すぎ?あるいは少なすぎ?
さっぱりわからん。



結局、浅利君と格闘すること数時間。口を開いたのは1コだけ。
やむなく豆腐と小松菜の味噌汁をすすることになりました。



ゴキゲンななめのワタシは、浅利君をそのまま放置して寝ることに。






すると朝起きてびっくり!!浅利君たちが皆々口を大きく開けているではありませんかっ!!


おおっ、これは天の思し召し。単に時間が短かっただけなのね~。今日は日曜日。朝から浅利
の酒蒸しでも作っちゃうかな~と、一気にゴキゲンも回復。


しかし、あまりにも水が少なくなっており砂を吐き出すには至っていない様子。

そこで少量の水を加えると、な、なんと、再び口を閉じてしまう浅利君たち。







ううむ、何たることっ。
ワタシはいつまで浅利の飼育をすることになるんだろうか。。。

by 1go-tokkuri | 2005-09-04 21:06 | のまない日記


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