一合徳利

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2005年 07月 04日

エンターテイメント中華に悶絶

最高においしくて、楽しい店に出会ってしまった。

その店とは、萬来園@東京・大井町。


この店を知ったのはかなり昔。
DIMEに連載の、「前頭葉刺激地帯」なる、ちょっと変わった飲食店を紹介するマンガに掲載されていたのだ。

次の出会いは、テレビ朝日の深夜番組「トリセツ」で。
外食嫌い(らしい)のナビゲーター松任谷正隆が、満面の笑みで中華料理を食べているさまは、本当に旨そうで夜中だというのにあふれ出るヨダレをとめるのが大変だった。あれは絶対仕事ということを忘れていたに違いない。


先日、数年越しの念願かなって、初訪問。

ちなみに、この店にはメニューがない。
おすすめの食材と調理法をいろいろ紹介してくれ、客と会話しながら、注文が決まっていく。
正直、引っ込み思案なヒトには向かない。この店はご主人夫婦と息子さんの3人で営業しているのだが、いずれも個性と押し出しが強く、どんどんいろんなものを紹介してくるので、○×と自分の好みをちゃんと伝えられる人がいい。


こんなものを食べました。
名前はテキトー。メニューがないから(^^;)

  モロッコインゲンの炒めもの    大粒あさりと黒豆炒め        サイマキ海老
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帆立・長芋・オクラの炒めもの    マコモダケの牛肉包み
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この他にも、
・前菜盛り合わせ
・鱸と鯛の黒酢あんかけ
・渡りガニと春雨煮込み
・水餃子
・炒飯
・青海苔そば
・マンゴープリン
・杏仁豆腐


どれが旨かったかと聞かれると、すごく困る。
全部旨かったから。


席についてから店を出るまでの2時間半、常に顔はゆるみっぱなしであり、口から出てくるのは「旨いな~」ばかり。



旨いだけではない。

親子3人の食材、調理法を巡る掛け合いは本当におもしろい(失礼!!)。
オヤジが肉団子を勧めれば、息子は蟹を勧め、息子が黒豆炒めを勧めれば、オヤジは春雨煮込みを勧める。共通しているのは、「旨いもん作らせてくれ~、食ってってくれ~」みたいなオーラ。厨房からビンビン感じる。


HPで調べてみると、評価はかなりわかれているようだが、ワタシと、同行した3人は異口同音に「また行きたいっ!!」と叫んだ。


ビールと紹興酒のボトル3本を開けて、4人で6万円ちょっと。
しょっちゅうはムリでも、たまになら十分行ける値段だ。


こんなにも旨くて、楽しい店があるなんて、恐るべし大井町!!

by 1go-tokkuri | 2005-07-04 23:28 | ソトでのむ


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