一合徳利

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2005年 06月 10日

炊飯器がやってきた

突然ですが、ワタシの財政事情が悪化の一途をたどっています。


GWの暴飲暴食が終わった後も、「グビグビ」「ゴクゴク」「タクシー」を続ける日々。
福澤諭吉は次々と財布から逃亡し、代わりにカードの利用控えが貯まっていくばかり。特に最近は「はしご」の頻度が格段に増え、諭吉の滞在時間は短くなる一方。



そこでワタシは一大決心をすることに。

「炊飯器、買おう。」



飲みの量を如何に減らさずに財政の立て直しが可能かを検討した結果、日々消費されていく「○トウのご飯」が目に付いたというワケ。

気が向けば土鍋でご飯が炊けるものの、正直、気が向くことはあまりない。米は実家からタダで入手できることから、米を洗ってセットすればいいだけの炊飯器は、正に歳出削減の救世主。




そんな決意をしてから数日後、実家に帰った際、事態は急展開を見せる。



母親が、ため息まじりにワタシに言うのだ。
「炊飯器の機嫌が悪くて、ちょっと柔らかめなの」
「おいしくないのよね~、この炊飯器」


我が両親はそれなりの歳であるため、白いご飯にはことのほかうるさい。
実際、母親が嘆くご飯は、ワタシには十分おいしかった。


次の瞬間、ワタシは両親に悪魔の囁きを・・・。
「そんなに量を食べられる訳じゃないんだから、おいしく食べられた方がいいよ。新しいヤツ買ったら?古いのはオレ、もらってくよ。うひっ。


かくして初期投資もなく、まんまと炊飯器をせしめたワタシは、週末になるとセッセとご飯を炊いては冷凍しているのだ。

炊飯器がやってきた_a0017879_21424829.jpg
                              我が家の炊飯器くん







月の節約金額が1回の飲み代にもならないことを知るのは、2週間後だった。。。

by 1go-tokkuri | 2005-06-10 21:45 | のまない日記


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